24

浜田裕介「native blue」のギターパート/自宅レコーディングで明けた今年、
22日の西村理恵で、年内のライブもおしまい。
今年は24本でした。
社会人としては、比較的多い数字やね、多分。

今年は、
ヨシカネに誘われて、ココロオトにも参加して、実にお勉強もさせていただいておりますが、
平行して、やっぱり、自分の曲を書いて、自分で演奏というのがないと。
手塩にかけた、野菜を、自ら調理してその場で提供するみたいな。

誕生日、2年かけて、音源を作る、と決めた。名刺になるやつ。

もっと、充実してゆかなくちゃ。
あと、体調も整えて。

オーエ君

大江和基君。

彼の存在を知ったのはYoutube。
やなめさんとのDuoで、Gibson ES-335を
めっちゃ楽しそうに弾いていたのを見て釘付けになった。

僕も、Gibson ES-335をめっちゃ楽しそうに弾く男と呼ばれるのだが
しかも、名字が一緒というとなると、気にならない訳がない。

昨晩、ついに烏丸高辻Man In The Moonという
いかにも濃そうなフィッシュアンドチップスの飛び交う?
店(アイリッシュパブ)でお手並み拝見。
やはり、予測した通り、ただ者ではなかった。
昨晩は残念ながら335ではなかったが、
セミアコのプチプチした音色で、どんどん弾いてゆく彼のスタイルは、
爽快であり、しかも、ぶれない、
このぶれない、というのは、僕と違うところだなあ、と感心したのであった。

facebookで、僕がいきなりメッセを寄せてきて、
しかも、ギターリストからということで、驚いたに違いない

やなめさんの歌にしろ、思うのだが、
観客を巻き込みながら、どんどん高まってゆく、
演奏者の気持ちのあたたかさが伝わってくるステージだった。

オーエ君とはいつか一緒に鳴らせる機会があったらな、と思う。

パン

毎朝電車に乗り込む女性だが
乗り込むとすぐにカバンからパンを取り出して

あの長椅子で食べながらというのは
僕だったら見られたくないし
第一飲み物なしではたべにくかろう

まあ、人それぞれですので

完熟

サッカー少年が、目標にいずれかのプロの選手を上げるように、
ギターヒーローというと、ちょっとそぐわないのかも分からないけど、
それでも、ぜったいに外せない、という人は居て、
その中でも、なかなかお目にかかれない、
ついに京都で実物を拝める日が来たのであった。
鈴木茂、その人なのである。
しかも、この顔ぶれ。

鈴木茂の名前は、知らなくても、
ユーミンの「卒業写真」の間奏の、ゆるーいギターソロを弾いている人と言えば、
幾つかの人には説明が付くのかな、

ギターの音というのは、機械的にシミュレートし難い。
単純に、音の高低、大きさなどだけではない、
タッチと、リズム、を、パーフェクトに機械的に追いかけるのは、
あまりに相当に様々な要素が含まれているからだと思う。
人間の声に近く、たとえば「声紋」のようなものだと思っている。

どちらか言えば、超絶技巧を繰り出すタイプではなく、
ただ、歌に呼ばれて、シャープにも、ソフトにも、あたたかく包みながら、どこまでもゆく、
茂さんのギターが昔からずっと好きなのだ。

フジロックで目を釘付けにされた方も多いと聴く。
60歳超えのステージアクトは、想像以上に、アツかった。
なにより、茂さんのギターの音がデカいし、まっすぐに切り込んでくる。
もちろん、憧れの小坂忠さんもナマで始めて拝見して大満足だし、
中野督夫さんはアコースティックを拝見する事はあったけど、
完熟では、ガンガン弾いてゆく感じで、本当にスカッと気持ちがいい。
客席も、本当に年齢層が高いけど、それぞれにお気に入りのテイストのお酒を楽しみながらの、喝采の嵐。

イマドキは、ネットで動画もカンタンに見られるけど、
やっぱりライブの音圧とか、MCのちょっとした内容とか、
ナマを見なければ、どうしようにも全体像はやっぱり分からないもの、と痛感したのであった。
またなんどでも観たい。そのために、音楽家も、観客も、頑張るのである。