名称未設定

うたにだって
できなかった
ことばにならないゆらぎと
どこまで歩こう
もう
つま弾く事など
やめてしまおう
幾度となく思った
道は
名前の分からない花のさかり

ひとり
不幸せに寝返りを打つ
苦々しいあなたが
それでもことばになれるあなたが
いまはなぜかとてもまぶしい
ぼくは
すこし臆病になって
また小豆色の電車にのるのだ


1. Posted by さわむら 2007年06月25日 21:13
彼の心に届いていることでしょう。


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