ジャージー爺

嫁が留守の土曜日
高槻でひとり静かにカウンターで昼酒

メガネを忘れたので、お品書きが読めない

スマホでこんなふうに写真をとってそれを見ながらオーダー
という微妙なスマホの活用法である。

隣席の殿方はジャージでキャップで
「標準的な世間のオッさんの呑んだくれた場合の典型的な話ってこんなんかな」
と聞かないふりをして聞いている。

そんな世間的なおっさんの領域に、自分自身どんどん近づいている。
でも俺は、どんな世間的な店でも、ジャージでキャップはいややな。


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