Diary1998


【98/12/31】


 98年も残すところ5時間弱となった。淡々とした年末を迎えている。窓の下には空車のタクシーが風を切って通り過ぎて行く。もうすこしすると次の扉が開く。思い残すことも戸惑いもない。ゆっくりと振り返って、今年一年を支えてくれた人に頭を下げよう。

 来年は、CDを作ろうと思っているのだが…

 


【98/12/20】

 実はカラオケが得手でない。という以前に歌が得手でない。歌は好きだが、カラオケ、あれはやはり違う世界だな。うーむ。それでもやっぱりスゴイ!と思うのはスピッツの曲だ。誰もが何となく憶えて、カラオケで誰かが歌うと、いつのまにか大合唱になっている。ありゃ、流石だ。「わかりやすく作る」ということを「工芸品としての品質を下げる」ことと勘違いしているような曲が多い中で、流石、とポンと膝を叩きたくなる。はっきりいって似たような曲が多いが、存外飽きないのだ。一寸ばかりノスタルジックで、エバーグリーンというか、なんつーか。

 つい先日再起動したミスチルの新曲がいきなりチャートを席巻したが、あれを評して友達が「ミスチルがミスチルを演じている」といっていた。その前にリリースされた「ニシエヒガシエ」が今までのミスチルを刷新しそうなファンキーなナンバーであったが、結局マーケットに受け入れられず結果も散々だった。結局次にシングルを切ったナンバーは「いかにもミスチル」風の曲だったが、皮肉にもアタってしまった。さて本人達の目指すところは果たしてどこなのだろう…と。


【98/12/19】

 職場の同僚の女性が結婚のため会社を辞めた。彼女は4.5年前病気で母親を亡くしている。昭和62年の春私は他の4名とともにいまの会社に就職した。不況の「ふ」の字も翳りも何一つ見えない頃だ。他の子たちはよくある話しのように結婚や転職で会社を去っていった。そして今日を境についに62年組は私ひとりとなった。

 血液は少しつくられて、少し入れ替わる。その加減のために、いつか血そのものが大きく入れ替わっているのに気が付かない。私自身は淀んでいるかもしれない。川は大きく流れて、それに浮かぶ物が逆らわずに刻々と違う場所を探して行く。確かにいま居る場所は少しの保証はされているけれど、それがいつまで続くのだろう。

 家へ帰り着くといつものようにメールをチェックするが、ポストに落ちるのは読みもしないメーリングリストの山ばかりだ。


【98/12/10】

 ご飯を食べたら疲れて寝てしまった。酒をのむからいけないのだが、ふと目覚めると部屋がめちゃくちゃだ。午前1時、流しには片づけるべきものが残されているが、洗っても片づける場所がない。ほんとに閉口する。それでもなんとか始めようとすると、キッチンの水切りの棚の網のあいだから小皿が落ちて、下にあった一個しかないお茶碗を直撃した。パリン!もう発狂しそうになった。

 気を取り直して少しずつ片づける。炊飯器にすこしご飯が残っていたのでタッパへ。ちょっときつかったが、無理矢理ねじ込む。つぎに部屋のカーテンレールに掛かっている洗濯物を片づける。綺麗にたたんで衣装ケースの中へ。ごそごそしながら寝たのは結局2時だった。

 


【98/11/24】


みなさーん、モデルのさくらさんからメールをいただきました。

》みなさーん、お元気ですかーはい、家族一同元気で健やかに過ごしております。

》私、インターネットの番組でモデルをやってるさくらといいます。》この仕事が彼氏にばれて、先日ふられてしまいました。かなりショックでした。そんなことでふるなんてケシカランやつですね。こっちから断ってしまいなさい。

》なんとか立ち直りましたけど・・・。》それで今、新しい彼氏と男友だちを募集しています。それは前向きで結構です。

》最近、さみしくって部屋でお留守番することが多いの。そうですか、おりこうさんですね。

》一応URLも書いておくので、よかったら私を探してみてくださいね》それではみなさんホームページで待ってます。ええ、それでは暫く後に。

》ブシツケなメールかもしれないけど、許してね。いらないなら》ゴミ箱にポイして下さいませ。いえいえ、もったいない。

http://www.aurora.dti.ne.jp/~win/sakura/

※念のため、のぞきのサイトです。もし僕の部屋のぞかれたら、つまんないだろうな。パソコンの前か、食事作ったり、食器洗ったり、洗濯したり、せいぜいそんなとこだし。

・・そもそも、この文面、男が書いているとしたらめちゃめちゃ腹立つ。でも、私も真似して書いてみよ。

「あけみです。こんばんは。また飲み過ぎちゃった。ねえ。今夜疼いてるの?。。早く、早くクリックしてぇ~」


【98/11/23】

 誕生日だ。驚くべき事実に気が付いた。自分の年齢を勘違いしていたのだ。親もぼんやりとしていて、親までがそれを見抜けなかった。一つ年上だと思っていた。初めて分かったのは、同い年の浜田裕介に指摘されたからだ。「まだ自分の年齢分らんようになるのは早いよ」とたしなめられた。もっとももっとも。「●●歳のお誕生日おめでとう」と女の子からメールが。彼女のほうがよく分かっているのだ。

 誕生日は女の子を誘って四条河原町のOPAへ、…ならいいのだが、このところの忙しさでついに体調を崩してしまった。熱が引かない。とにかく夕方まで寝た。うずたかく積んだ洗濯物、首を傾げたくなるオカズの残り物(でもそれしかない。喰った)、お風呂に入れないので体の汚れが気になる。流しはちらかったまま..。部屋のほうぼうにゴミが。今朝、ゴミの収集日だったが、ついに起きられなかった。これが一人暮らしというものか。SOSの旗を出しても空しい。でも明日来て行くワイシャツさえないのは…私は高熱を押して全部片づけた。風呂にもなんとか入った。そうこうしている内に兄からファックスが入った。とある物件の情報だ。畜生、そのうちにここから這い出してやる。


【98/11/21】


 誕生日の前祝いに、たまに行くバニーちゃんのお店に遊びにいった。そのお店はよく繁盛していて、京都人のうちではちょっと名前の知れた存在になっている。なんといっても料金がリーズナブルで、店の雰囲気が品が良くまた、快活で明るい。女の子たち同志も仲がよさそう。この日もいつもよく行く会社の先輩と同行。

 女の子は指名が出来ないので、一体誰がお相手をしてくれるか分からない。コスチュームは古来のバニー装束はもとより、ハーパー、バド、それと宇宙人風のものまで。ここのオーナーの本業は実は仏具業界だそうである。


【98/11/8】

 浜田のライブの予定が入った。12/6(日)ナゴヤZ 。

 テレビの「発掘・あるある大事典」で牡蛎の事をとりあげていた。私自身も以前バンド名にしたことがあるくらい、牡蛎も、それもナマが好きなのだ。牡蛎フライはあまり好きでない。牡蛎は栄養の宝庫らしい。亜鉛やタウリンを含み、肌荒れを予防、血圧を下げる。ストレスにも強いらしい。タウリンは肝臓にある中性志望(←誤変換)中性脂肪を排出するらしい。また二日酔いなどにも効くらしい。

 rの付く月限定というルールだが、ニューオリンズでは年中喰っている。飲み屋ではずぶとい腕の男たちが数名、するどい千枚通しのようなもので牡蛎の殻をものすごい勢いで割っていた。その勢いのためにタイル張りの流しがめちゃめちゃに壊れている。そして値段は安い!確か日本円にして1.000円くらいで1dosは喰えたはず…?それをカクテルソースで食すのだ。そいつがたまらなくうまい。でも体調が悪いときはもちろんノーサンキューだよ。

 


【98/11/7】

 美容室なるものにカットに行った。カットは初めて。散髪は8/28の日記に書いた時以来である。会社の女の子が「美容室のシャンプーは仰向けですよ!」と言っていたとおり、行っていきなりそいつを体験した。「苦しくないですかー?」と何度も聞いてくれるので「はーい、大丈夫ですぅ」と答えるが、次第に苦しくなってきた。唾が飲み込めない。顔には丁寧にペーパーナプキン?のようなものを掛けられているので目を白黒しているのは覚られずにすんだ。さて、出来上がりは?

 お店は今年の年賀状をつくる時にカメラマンの柴田君が連れていってくれたところ。若いスタッフと店長で快活な雰囲気の店だ。


【98/10/28】

 今晩は久しぶりに気分がいい…24日のはずだったが、あけて25日、わたしのマンションでぼや騒ぎがあったらしい。らしいというのは25日は外出していたからだ。非常階段の踊り場でアホウが火を点けた。やはり中京区は住まうところではないかもしれない。私のマンションはもちろん入り口がオートロックになっているが、それでも新聞の勧誘やらがたまに押し入ってくるから、そんなものは信用できない。

 スイミングスクールからの帰り道、ふらっと書店によったらビビアン・スーの写真集が目に止まった。カバーには不敵にも彼女のおっぱいがこぼれ出している。またこの本がでかい。ちょっと気持ちが動いたが、このカンバスのような大きなものを抱えて帰る勇気がなかった。

祝・Pagemill 3.0発表!(発売は月末)

 


【98/10/24】

 今晩は久しぶりに気分がいい。深夜の2時になるというのに頭が冴えている。部屋も申し訳程度に片付いているし、ビデオデッキはこわれちゃったけど、それでも深夜テレビのチャンネルをあっちいったりこっちへきたりしているうちに通りは随分静かになった。天気は雨で、見おろせば町は海の底みたいで、路面はてかてかに光っている。冷蔵庫にすこしワインが残っていたので、安っぽいいつものコップに少し注いでみた。

 狭くて、荷物の全部は到底収まらないし、冷蔵庫も、キッチンも腹がたつくらいに寸たらずの上に、車の往来で賑やかすぎるけど、それを除けばこんなに居心地のいい場所はないかもしれない。適当な時間に寝て、適当な時間に(会社に遅れないように)起きて…なにをして過ごしても口をはさむものもいない。少しだけ手間をかければ、そこそこうまいものもくちにすることができるし、少し気を配っていれば栄養が偏ることもない。仕事も溜息がでるほどたくさんあって、そのうずたかく積まれた物を天辺から崩す程度の毎日だ。思いの外、僕は案外幸せな人の部類に入るのかも知れない。それでも気持ちが少し風邪をひいたりするのは、やっぱり人が欲張りに出来ているからなのかもしれない。

 


【98/10/19】


 クリントン疑惑の中で、「不適切な行為」という名文句があった。「不適切な行為、不的確な態度」うー、キャッチコピーが出来てしまうじゃないか。こういった遊びがぽんぽん出てくる人は阿久 悠になれる素質はあるかも知れぬ。えっ、なるつもりはない?!

 それにしても大国のリーダーともなると性行為に適切さを求められてしまうのだからなかなか大変だ。私、思うにああいったことは、正当な理由を問うこと自体に無理があるのでは、と。ほぉら、男はオオカミなのよ、ってミーちゃんも、ケーちゃんもいったじゃない。相手も気に入らなければ護身用のピストルで「クリントンズ・ガン」めがけさっさと撃ち殺してしまえばよかったのだ。そうすればアメリカの銃規制にも一層拍車がかかったろう。おっと、いーすぎ。


【98/10/18】


 不意に「黄色いサクランボ」という曲のことが気になった。「ほらほーら、きーろいさくらんぼぉー」というあれである。記憶では浜口クラの助のペンであったように思うが、定かでない。いま冷静にあれを聴くとかなり、濃い。「お色気」が死語ではないかと思うほど暑苦しい。また、歌詞がすごい。あんなに有名なのにカヴァーしているアーティストがいない。坂本9の「上を向いて歩こう」は内外のアーティストがたくさん取り上げているが、これはそうはいかない。そんじょそこらの青二才では無理だろう。私案としてだが及川みっちーあたりでどうだろうか。

 なぜ、そういった話題になったのかというと、それは「モーニング娘」をテレビで見ていたからだ。僕は以前彼女達をたまに「ASAYAN」もチェックしていたが、最初にその名前を聞いたとき、テレクラじゃあるまいし、と思った。オボコい(実際は知らない)ジャリ女連中がキツイ目つきで死語であった「お色気」を昭和の経済黎明期からフィードバックさせるかのようにダンス・ビート(これも死語)に乗せてねっとりと歌い掛ける。僕も知らなかったがこれは平成の日本経済の復活をかけた政府の取り組みである…のではないだろうが、とにもかくにも、あの台詞「笑って」の一瞬のむずがゆさが水虫の男たちすべてを苦しめるのである。

 このあざとさ、まさに黄色いさくランボーの逆襲なのだ。なんのこっちゃ。


【98/10/17】


 不意にあたたかい心のこもったお便りがつきます。

「はじめまして、わたし沙織、現在20歳の女の子です。 

今日も一日お仕事ご苦労様です。つかれたでしょ。」

それはどうもどうも、私のような日陰者に…

「そんなとき突然のメールでびっくりさせてごめんなさい。

メールが不必要な方はすぐ、ごみ箱に捨ててね。」いえ、ごみ箱なんて、もったいない、もったいない。

「実はこのたび私、沙織がホームページを作ってみたの。

ちょっとエッチな私の素顔もあるかも。」ええ、それはわざわざご案内ありがとうございます。

「お時間がある方はぜひ一度みにきてね。では、体に気をつけてがんばって~  それではバイバイ。」

(こんな私と友達になってくれるヒト、募集中です。)

都会に住んで、人の情けに触れるとは、あぁ、生きていて良かった…。

URL : http://www.eronavi.com/tower/ad/

…このcomドメインが全てを物語っている。


【98/10/16】


 カセットのハコをガサガサやっていると、そのなかに「OPEN LIVE」とタイトリングされたカセットが出てきた。拾得で録音した13年前のテープで、当時仏教大学の学生で組んでいたバンドのライブだ。路線はフュージョン寄りのボーカルもののポップスとでも言おうか、オリジナルのレパートリーに加えて、「Isn't She Lovely」をサンバでやったり、チャカカーンヴァージョンの「チュニジアの夜」なんかをやっているのが微笑ましい。そういえば、あの頃のベーシストはなにかというとチューンというメーカーのベースを喜んで使っていた事を思い出す。(そういうバンドにはかならずチョッパーベースのソロがあった)軽くて、丈夫で、その割にボトムがしっかりしている、というような評判だった。廉価版でも10万はくだらなかったが、最近は中古の楽器やならば5万くらいで簡単に手に入る。ねらい目かも。でも、いまさら恥ずかしいかも。

 そういえば、その頃はムーンのギターがとても流行っていたのだ。赤のボディに白のピックガードかなんかがよく見かけられていて、ピックアップはバルトリーニかなんかで、足下にはかならずボスの「Dimension C」(コーラスのようなもの、いまは廃盤となって楽器屋でもちょっとお高い値段がついているかも。僕ももっている)やコンプレッサーが並んでいたものだ。「ココカカコククキカ」というふうなシングルノート・バッキングが決まればきみも松原正樹だ。

 なに?なんのことか分らん。いいの、いいの。ひとりごと。…ちなみにOPENのキーボーディストはその後シュワルツやB#というバンドを経て、最近は村田和人などと活動をしている吉川みきというミュージシャンである。


【98/10/14】


 久しぶりに踏水会に行った。ごっつきつかった。大苦手なバタフライの途中で激しく水を飲んで、一時息が出来なくなった。喘ぎ息を吸い込む度に大袈裟な音がプールに響く。なんて格好悪い。でも負けるものか…。

 足が痛くなって苦心をしながら歩いて帰った。片道25分の道のり、はっと思いついて馴染みの酒屋さんでお気に入りのワイン¥1500-を買って帰ることにした。店の名はEBINA。寺町丸太町を少し西に進んだところにある。自動扉をくぐると一寸ワインにウルサイ風のオヤジが登場して、すばやくワイングラスにおすすめの液体を注いでくれる。そのすばやさに感心してたまにそのワインを買い求めている。で、味は確かだ。もし気になったら…EBINAに行って「おすすめのワインは?」といって聞いてみるがいい。瞬間ワイングラスはすでにオヤジの手にひらにあるに違いない。カシスソーダなんか飲んでる場合じゃないぜ。


【98/10/13】

 またお別れがやってきた。いや、もう行ってしまったのかも知れない。

 何枚かの僕のフェイバリットにあげるアルバムのひとつに風というDUOの「海風」という作品がある。AORという言葉が生まれるすこしまえに、フォークのアンサンブルの中で、さらにその少し先を行ってしまったという感触がある。僕にとっての名盤だ。

 いま、聞いてみると、それぞれの楽器の音があまりにダイレクト過ぎて、生々しいが、それゆえに、ひとつひとつの音の表情が手に取るように分かる。2曲目の「冬京」はそのころは大変斬新だった「スカ」のリズムの曲が淡いアコースティックギターの中に静かに刻まれている。そういった乾いた時間が、この毎日に似合いすぎているのだ。


【98/9/28】


 ついにクーラーがいらなくなった。どこをきっても秋だ。半袖もそろそろ始末をつけなくちゃ。夜、ベランダの窓をあけると、冷たく引き締まった空気が流れ込んでくる。町の明かりはお粗末な宝石のようだ。


【98/9/27】


 月曜日はゴミの日だ。うちのマンションは1Fの奥がごみ置き場になっている。本当は月曜日の朝にゴミだしをするのだが、だいたい朝は必ずいずれかの住人に遭遇するために、日曜日の深夜、こっそりと階下に降りて行くのだ。(1Fは誰も住んでいないうえに、大半のゴミはその時点で出ている)エレベーターが10Fから下までたどり着く間、誰にも会わないようにといつも祈る気持ちだが、今日は1Fで外から帰ってきたこぎれいな20代らしき女性とはちあわせになった。私はよれよれのTシャツにサンダル、手にはゴミ袋。あまり見せたくない格好だ。無事置き終えて再度エレベーターに乗り込むと、彼女の香りだろう、甘く淡い香りが篭に残っていた。ゴミのニオイでなくて良かった。 


【98/9/23】
 「おとなでもない、子供でもない、だから愛もゆれるんです~/あ~あ~17歳のわたし~♪」と歌った河合奈保子もすでに34歳くらいになっているだろうか。芸能リポートで渦中の人、大澄賢也もTOSHIも思えば僕と同世代。大澄くんの胸中はいかに、と考えるとそんじょそこらのおばちゃんと大差ないが、もしぼくに47歳のおばはんが嫁であって、それに自分が30歳の脂の乗り切った状態である場合、十分にドロップアウトは考えられる。おまけに子供はないし、芸能人だし。もちろん小柳ルミ子は才覚溢れる人であるが、パートナーでいる必要がなくなったのでは、と部屋に掃除機をかけながらいろいろと考えるのである。まぁ、その意義自体は大したものでもないが、年齢とともにうしなってゆくものと、この年齢であるから棄てられないモノがこれからの年代のわたしたちの抱えているものだという気がする。-

 クリントンのセクハラ疑惑….クリがハメたつもりがハメられたのだろうか。カメハメハ大王もはめはめ大王も存ぜぬ事よ。


【98/9/21】
 突然だが、「ラクリマ・クリスティ」のあの曲はいただけない。いや、曲がどうとか、連中の格好がどうとかいうのではない。歌詞の「とろけそうさ」の「とろけ」が「溶ける」の溶の字を取って「溶ろけそうさ」となっている点が、である。これは明らかな漢字の間違いで、中学の国語の先生ならバッテン(九州の方言ではないぞ)をつけるところだ。「蕩ける」が正しい。これではみんなが読めないので「とろける」でいいのだ。なんのことはない、それだけだが、最近の歌詞には「当て字」はいいとして「漢字間違い」が目立つ。歌詞だからなんでもいいという考えならば、さっさとプロフェッショナルの座は降りたほうがいい。言葉に、メロディにすでに値札が付いている。だいたいマーケットがなめられているのがみんな分かっていないのだ。国語審のようなことをいうが、これはそれ以前の問題だと思う。-


【98/8/31】
 きょうで餓鬼どもの夏休みもおしまい。非確認情報ながら、水害でひっくりかえっている東北のはるか上空を北朝鮮のミサイルが飛んだらしい。ここはひとつクールになって事の運びを見守るしかない。日米の安保についての論議にもひとつ違った角度の光が当たるに違いない。-

 ガールフレンドが久保田 早紀のデビューアルバム「夢がたり」を持ってきた。ああいった類の音楽をやるのには、当時彼女の周辺は賑やかすぎたのかも知れない。それでもいいものはいつ、どこに居ても心に響く。なかでも「帰郷」は久しぶりに聴いてみて、すっごく印象的だった。長い坂を登りつめて行き、その頂上が近づくと一気に自分が生まれ育った街が視界にぐいぐいと引き寄せられるように視界に飛び込んでくる感じ…がリアルに響いてくる。アルバムでは共作の山川啓介氏(「時間よとまれ」などが有名な作詞家)がとてもいい。


【98/8/28】
 髪も伸びてきたので実家近くの散髪屋によると、いつもは夫婦で手分けしてやっている仕事を奥さんが独りでやっていた。聞くと旦那が体を壊して入院中、ということで手がないらしい。断られたので仕方なく実家に寄って話しをしていると、両親と僕のどちからともなくその店の名前が出てきた。20年ほど前世話になっていた理髪店の名前だ。一寸距離があるので随分ご無沙汰になっていた。散髪やだけはこの店、と決めてしまうとなかなか余所の店には立ち寄らないものだから、記憶の片隅に追いやられていた。それより付き合いの古い親父はいまだにその店に通っている。-

 その店はなんにも変わっては居なかった。おしゃべりな九官鳥が昇天していなくなったこと、清水健太郎カットのポスターがなくなったこと等々を覗いては。20年分成長した僕はいつの間にか親父似になったらしい。笑った顔がそっくりだと言われた。「そりゃ、えらいこっちゃなぁ」とさらに照れ笑い。こまっしゃくれた小学生が、ちょっとだけ「へんこ」な会社員に。思いの外当時と変わらないご主人として独りのオトナとして会話を交わしている事に不思議さえ感じるのだ。

 大してヘアスタイルには注文を付けない主義だから「どこでも一緒じゃないか」と思っていたが、出来上がりを見ると以外と違う自分の姿が目に止まった。お世辞かどうか、会社の女の子の評判もよかった。会社の子の人がいいのか、目が悪いのか分からないが、少し楽しい出来事ではあった。


【98/8/19】
 最近、今更ながら気に入っている曲がイーグルスの「デスペラード」という曲だ。「ならず者よ、目をさますんだ、お前だってもう若くはない、心の扉を開くんだ」という、30歳過ぎの男性にはちょっとセンチメンタルな内容の佳曲で、好んでカヴァーするアーティストも少なくない。先日聴いたのはシング・ライク・トーキングの砂糖筑前(おっと誤変換!)佐藤竹善のやつだが、ちょっとオーバーなコード進行に、大袈裟な転調・土岐さんのえっちなサックスソロと好き放題だ。なお、ジャケットの佐藤氏は横山たかしによく似ている。ハンカチを噛んで、「すまんのう~」とぜひやってもらいたい。-


【98/8/15】
 今日はお買いものだ。昼の3時になって昼御飯をつくるのもじゃまくさくなってきたので市役所前の「グリル・アローン」でランチを。あまりにも有名なデコレーションケーキ大のオムライスが有名だが(以前に挑戦して克服したが..)、それ以外のリーズナブルなランチも実に美味しい。但し昼時は満杯。この時間だったらゆっくりと食事を取れる。Aランチはビフカツと魚のマリネかなんかにサラダ・ライスで消費税込¥680。-

 23日にクレセンツのライブがあるのでそれ用のおちゃめな衣装(帽子とシャツと膝までのズボン ビブレ他)と無印良品の29cmの調理へら¥600也とステンレス製の箸立て¥1200円、ヴァージンで友達がリリースした新譜と、あとは晩御飯のおかず(豚の細切れ=肉じゃが用・こんにゃくとつくねにするための鶏の挽き肉、卵豆腐)とパン、牛乳、京都大丸でピエールカルダンのネクタイピン\3.000…これがお買いものの内容。

 繁華街でキャミソール姿の女の子を見かけると「あー、あれがテレビで良く見かける」とか思っちゃう。これっておっさんやね。


【98/8/14】
 僕は京都市内にある実家から今年の1月に独立して、中京区に拠点を移した。ひとつめの理由は、実家の半分を取り壊して兄が新居を構える事。もうひとつは一人暮らしを通して自分を見つめ直す目的があったからだ。-

 取り壊しは11月に予定しているが、運良く荷物を預かってくれる場所が見つかったので昨日そちらへ当分は使わないものを移動する事となった。こういう時にものの整理について才能を発揮する人とそうでない人に二分されるようだが、うちの親、とくに母親は実に厄介な人になってしまう。

 兄と二人で朝に実家に乗り込むと、まったく何の準備もされていない状態で呆れた。しかたなく「とりあえず自分たちのアルバムでも梱包するか」といっておもむろにハコに大江三兄弟のアルバムを分けて詰め始めた。ちなみに母親は写真屋の娘。それぞれが親と行動を共にしなくなる年頃までの写真が保存されている。兄が9冊、僕が12冊、弟が15冊、そんなものだったかな。

 親の荷物になると大変なことになった。親父のものはまだいいとして、母親のモノになると処分していいかどうか当人に尋ねないと後で「あのときあれが棄てられたので」と数回に渡ってくどく言われるので、いちいち聞かなくてはならない。しかし当人はマイペースで行動しているため所在が分からず、親父のイライラが募る。

 結局、荷物を移動した結果、「やはりがらくたの山だったということが判明した」と兄と話した。

 日本列島は「棄てることにこだわらない人達にゴミの山」と「棄てられるに棄てられない人達が抱えているゴミの山」で大きく膨らんでいる。皮肉なこった。いずれも「ものを活かすために必要な知恵」を働かせなくては、モノはたちまち死ぬ。


【98/7/31】
 夏期限定・フルーツカルピスメロンというのが出回っているが、死んでも買うな。まずい!500ml入りだが、とにかく飲んでしまうのに一苦労だった。-

 ・・彼女は僕より10歳ほど年下だが、穏やかで、素直で、綺麗な、かわいい人なのだ。女だてらに男手に混じって、京都から大阪までの道のりを2tの冷蔵車のハンドルを握っている。ハードな仕事だが、それなりに理由がある。 彼女の父親はこの不況の煽りを食って自らの会社を倒してしまったのだ。あとに残ったのは膨大な借金。借金取りから逃れるために彼はその身を隠さなければならなかった。あとに残った家族の稼ぎ頭として彼女はより収入の多い仕事に代わった。

 同年代の女の子たちは学生か、はたまた気楽なOLか。車のシートで粗末な昼食をとっている彼女の目にはなにが映っているのだろう。

 うすっぺらな同情は何にもなれはしない。その境遇には代われはしない。だから人々は責めてもの声を掛け合い、日常の平穏無事を喜び合う距離を大事にしているのだ。他人事乍らひとごとではない。浮ついた言葉だけで出来ている歌とか人達とかが信頼できないのはそのせいなんだ。

 


【98/7/21】
 私の住むマンションでの半径100M以内での放火、レイプ事件に続いて、今度は殺人事件だ。テレビのブラウン管にどこかでみたような、見たことのないようなマンション。被害者は若い看護婦。その建物の1Fに青いシートが掛けられ、鑑識の紺色のジャケットの色がそれと交差したかのように見えた。京都市中京区でのことらしい。休日出勤で会社に出ると社長が僕の顔を見ると「また近所で嫌な事件があったね」きくとなんと目と鼻の先だ。先日の放火事件現場の丁度裏である。-

 この一連の文章を見る限りではよほどのゲットーのように思うかも知れないが、さにあらず。古い町家を利用したModernなショップや、料亭、老舗が不思議に一般民家と同居している地味で穏やかな町なのだ。そういった快適さとクレイジーないくつかの出来事の違和感が恐怖としてまた蘇るのである。


【98/7/8】


  通いのスイミングクラブから出て都・東大路を北へ。ライブのチラシを刷るために立ち寄ったコンビニは私の住んでいる近辺のそれとはかなり雰囲気が違う。活気がある。品数もはるかに豊富で、BGMもなんだか楽しげだ。カウンターも普通の大學生風のアルバイトが詰めていて応対も自然。

 これが私の近辺の場所になると、12時前にはパンの陳列棚はいきなり品切れ続出で、廃棄寸前のものが僅かに乗っているだけ。店員同志も私語に熱中しているか、極端に虚ろかで集中力が全くない。また客の顔ぶれもどこか不自然で、単刀直入に言えば「終わってる」のだ。

 東大路(百万遍)は京都大学の学生の町で商売も夜行性の学生を当て込んだものが多く、夜まで活気がある。それになんだか出歩いていて安心できるのだ。私の近所のようにすぐ裏で放火、すぐそこで車上レイプ、などという物騒なこともない。ここは町に出るのに便利といえば便利だが、それと引き替えにしなければならない事が幾つもありそうだ。

  数10分後、私は友達の店で遅い夕食と冷たいビールをともにとっていた。カウンターの楽しげなカップルに挟まれてワイシャツ、スラックスしかも顔面はゴーグルの痕跡で不思議に象られている男…私がそれだった。カップルは楽しげだが、その雰囲気に嫌味がない。そいつを羨んだり、妬んだりしてはいけないのだ。彼等には彼等なりの助走期間があって、私はその同じ場所で敢えなくコースアウトに甘んじているだけなのだから。

 うーん、でもこの状況はまずいな…。

 先般の「キムタク」情報だが、どうやらガセでもないかも、という話しになった。お相手のモデルさんと私の職場のすぐ近く……までいらっしゃったらしい。「婚姻」情報はフライングかもしれないけど。


【98/7/4】


 先日、知り合いの女の子を誘ってご飯を食べに出かけた。丁度気兼ねをする相手もなくなってしまったので、気分転換でも、という事で….。

 ヤツは高校1年から足掛け8年の歳月の殆どを現在の相手と過ごしてきた。「まぁ、いつかは結婚するだろう」という状態で、今更急ぐ理由もなく、またどうせ一緒に所帯をもっても、仕事からの帰りが遅い人だから、と現在の生活を続けている。因みに相手の仕事は金沢で、中距離恋愛とでも言おうか…。

 人それぞれ。そんなやつもいれば僕のように「ファミリー花火」のように火をつけては赤くパチパチと燃え盛り、煙とともに消え、またせっかくの線香花火の赤い玉をあわてて落としたりしている輩もいる。青いバケツには燃えかすばかりだ。

 そんな話しをしながらその店の名物の蟹を食していると知人のドラマーと嫁さんがやってきた。聞くと結婚記念日だか誕生日だかで二人でお食事とか。うらやましい…。その店で一時期修行をしていた僕の別の知人は、つい先日永い結婚生活に終止符を打って、それぞれの淡々とした日々に踏み出したところだ。

 蒸し暑い夏。それぞれのタフな現実と日常がある。


【98/7/3】


  会社のとある端末をWWWに接続する作業を数日間にわけて行った。きょう、晴れて接続が可能になり、ためしに私のホームページをあけてみたところ…ガガーン!うちのページのセンタリングがめちゃくちゃになってるではないか!それも全部左によっている。そういえばブラウザは最近疎遠になっているネットスケープだ!家に帰って晩御飯をすませ、あわただしくパソコンの前…やっぱりだ!と、いったところで今度はマニュアルがない!あ、会社だ…どうしよう。あれこれやってみたが改善をみない。よし、どこか親切なページがよくある設問についてFAQを用意して居れくれているに違いない…

 結局とあるページの記述にすくわれた。「環境設定」の所のHTML文書構成の文章揃えのところが
【Pタグ】
表記になっていることによってこれは起こるらしい。


【centerタグ】
に直すと素直にネットスケープでもセンタリングした画面が見れた。しかしページミルは気むずかしい。やっぱり以前の大江さんの「デタラメHTML」の方がはるかに手堅い…と勝手に思っていた。

この暑さで二人死んだ。

「キムタク」が電撃入籍というニュースが駆けめぐった。でもそれはEmailの中で発生したガセだとニュースが報じてやはり~と思った。がしかし、それがガセかどうかも実にあやしい、ということがまた別ルートの情報として流れてくる。噂が噂をよぶとはこのことだ。

 私たちは「情報戦争ごっこ」の持ちコマとして無邪気に駆け回る。それは私たちが潜在的な好奇心に支配された生き物であることを見事に知らしめてくれるのである。しかしこの程度の事件で良かったね。ほんとに…。問題は洒落にならない情報で同様の錯乱が起こったとき…、さて私たちは冷静でいられるかどうかなのだ。


【98/7/2】


 夏が来て思うことはまず、ここのベランダの熱だ。ロマーリアも半分以上枯れ、缶ビールは暖かくなっている。室外機からの熱風が原因だ。また部屋の中はクーラーが効きすぎて寒く、また切ると暑くてたまらない。夏になると決まって実家では母親が「あつい、あつい」を連発し、そこですかさず親父が「あついあついゆうな!よけいあつい!」と文句をいいその瞬間に大江家の暑さはピークを迎える。


【98/6/25】


 参院選だ。ブラウン管に映し出される中にぎょっとするような年寄りが含まれている。政治家というのは不思議な職業だ。体が満足に動かなくなっても、むち打って選挙に名乗りをあげる。仕事もからだが資本、そこを良く考えて臨まないと…

 うつしだされる顔、顔、顔。どういうわけか人を惹きつける顔になかなか巡り会えない。政策も大事、でも選挙というのはひとつのパフォーマンス、有権者との駆け引きであることも否めない。

 ところで根本的な話しだが、消費税率を引き下げるだけで景気が息を吹き返すだろうか?問題はそんなにイージーだろうか?


【98/6/24】


 無事、滞納していた料金(22日参照)を送り終えて、正常通りに収拾した。レンタルサーバー会員にはメールアカウントはないもの、ととんでもない勘違いをしていたために、ビッグネットのメールサーバーには私のアカウントに山のようなプロバイダからの通知のメールが滞留していた。その中に払い込みの通知のメールも含まれていた。昨日それを初めて開けてみると、226通のメールが40分ほどかけて私のメーラーめがけてやってきた。


【98/6/22】


 21日に作った、いまいちのポテサラの他に、きょうは賞味期限と先週おさらばしちゃったちくわを無農薬(怪しい)こんにゃくと一緒に炒め煮だ。こんにゃくをミミズのように細ぎりにしたものを先にちょっと茹でてからフライパンに脂を引いて炒め、その中にちくわの輪切りをいれて、砂糖、醤油、みりんで味をつけ、汁気がなくなるまで炒める。なんのことはないこれだけのものなのだが、ご飯が進むぞ。あと、スーパーで買ったひとくちざるそば(¥100)とご飯という不思議な組み合わせだった。

 テレビはいよいよ大詰めの「ブラザーズ」なのだが、木村佳乃は何故か憎めぬ。それよりお寺の住職が原田芳雄というのが、なかなか笑える。しかもハマって居る。

 最近、bignetの料金滞納でこのファイルが送れなくなっている。放っておけば6月中に全てのファイルは見事削除、ということらしい。


【98/6/21】


 昼御飯をつくったあとでまだ珍しく体力が残っているので野菜の余りでポテトサラダを作ることにした。

 素材は、きゅうり1/2本と人参半分とじゃがいも2個…150円で買ってきたスライサーのお陰できゅうりの輪切りもあっと言う間だ!じゃがいもは電子レンジで素早く柔らかくなるが、もうひとつねち~として美味しくないので今日は根性で煮る!と思ったのだ、が、なかなか柔らかくならない。業を煮やしてけっきょくまた電子レンジへ..やわらかくなったがやっぱりヘンだ。塩こしょうをふって材料をマヨネーズ+フレンチドレッシング少々で和える。しかし、ここでスライサーにかけた人参をさっとゆでることを忘れていることに気が付いた。やはり生の人参は生。最近外食が続いていたせいか頭が回っていない。とにかくタッパ一杯のサラダは出来上がってしまった。


【98/6/20】


 5日、17日と目と鼻の先で連続放火事件が起こっている。それも僕がまだ起きている時間だ。僕がパソコンのキーをカタカタたたいているすぐその外を放火魔がうろうろしていると思うとぞっとする。手口はマンションの駐車場..けっこう街灯があって明るい場所..で堂々と車を荒らし、火を放つ、というのだが、17日に及んでは人の住んでいる新聞配達所(僕の知り合いのミュージシャンが勤めている)に侵入するというより大胆なものになった。

 何より、こんなに賑やかな(僕の実家の近辺に比べての話し)場所ですぐ身近に頭のおかしな輩が徘徊しているのが不気味だ。

 また少し外れた場所では車を使ってのレイプ事件が起こった。舞妓はんや祇園小唄…の京都のイメージとはかけはなれたものがあるが、そういったことは身近な場所でけっこうあるのだ。


【98/6/16】

 まったく、狭いベランダだ、と嘆いてばかりではつまらない。鉢植えにはゴミのとなりで恐縮だが、また通りすがりの花やさんで下の黄色い花をゲットしてきた。W/TAX\420である。名前は…ルドベキアとかなんかいうのである。因みに上のでかいのはロマーリアとかいうやつ。隣の紙袋は「淡麗生」ワンカートン¥2980(税別)である。こればかり飲んでいるのでこのあいだスーパードライを買ったらおもいがけなくうまかった。


【98/5/30】


 きみは『ポン・ト・ザール』を知っているかな?仏との友好関係を深める目的で京都の三条~四条の鴨川に本家の「ポン・テ・ザール」に準じた架橋を、と行政が計画を進めている。ニュースでは「市民グループ」が「景観を損なうもの」として抗議行動を起こしているといったものを取り上げていた。今日のそれは三条・四条にまたがる人の輪だ。

 一京都市民たる私が思うに、架橋の良否、存在価値はさておき、反対に立ち回っている人達が果たしてどれだけ次世代の京都像を案じているか、ということだ。観光客が遠退き、「京都らしさ」がかりに一部の人のマニアックな趣味となったとき、世間から孤立した街になっていないかどうかなのだ。考え方は人それぞれ、結構。しかし京都市民が反対しか能のない烏合の衆のようにみられてはいかがなものか。時代錯誤に陥ることなく、勉強を積み、積極的な議論に入り、アイデアを出し合ってこそ、それは地域社会に要求される京都人の仲間入りを出来るのではないだろうか。


【98/5/23】


 会社の人が清水の舞台から飛び降りるつもりで買った一軒家を見学しにいった。子どもたちがやんちゃ盛りなのでとても賑やかな4人家族だったが、結婚適齢期?の自分自身によい刺激になった。結婚ということ、家庭と言うことに身近に接している人は当たり前だが世間にはいくらでもいる。果たしてさて自分ということになった時に相談に乗って貰わない手はないのだ。

 いろいろあれこれ考える内に家の値段はかならずそれなりの訳があるのだ、ということがなんとなく分かってきた。今、マイホームは買い時なので、来るべき時までに情報を集めておきたい。


【98/5/22】


 どうにかPagemillの使い方が分かってきた。どうやらプログレッシブ画像が表示できないことが理解できた。それにしても、それにしてもあのアドビの製品にしてはごっつぅ中途半端ちゃうの、この製品。でもかっちゃったから暫く我慢なのだ。そういえばフォトショップの5.0がリリースされるらしい。巷ではG3搭載のデスクトップ型macが20万を切る勢いだ。さて、どうする…。


【98/4/23】


 ウェッブの更新の省力化をはかるためにHTMLエディタなるものを導入することにした。これまではテキストエディタにいちからHTMLを入力するといった気の遠くなる作業(htmlを書いてブラウザで開く、という作業の反復)を行ってきたが、だいたいのHTMLも理解できたので、これからは楽をしてコンテンツの充実を、といったのが動機だった。

 がしかし、ひとつ厄介な問題が持ち上がった。アドビのページミルを買ってきて、インストールし、従来のhtmlのファイルを開こう、とするやいなや、とあるファイルはめちゃめちゃになって表示され、またあるファイルはことごとくハングアップした。どうやら長年の「お好みHTML」が仇となっての結果らしい。というわけで次回の更新は「どこをどうみても変わらない画面」に「激しく変化したhtml」という実に無意味なものになりそうだ。だれがこの事態を理解するのだろう・・。


【98/4/11】


あしたは京都府知事選の投票日とあって通りのほうも一段と賑やかだ。 共産党のプッシュする森川候補とそれ以外の政党が推す現職・荒巻候補の一騎打ちである。共産党の支持層の厚い京都では、毎回なかなかホットな戦いと相成る。毎度のいろいろな選挙のたびに気になっているのは、その投票率の低さである。その度に「なんて日本の連中はお気楽なやっちゃろ」と思う。「政治が変わった試しがない」などといいながら、本音はじゃまくさくて行かないのである。そんなふうにして遠巻きにして騒いでいるだけの無責任な距離感が、政治(または行政)と庶民をますます遠ざけている気がする。だいいち「政治が変わらないから行かなくてもよい」というのは本来メチャクチャな論理だ。もし「支持したい人がいない」というのであれば堂々と白票を投じればよい。要するにポリシーがないのだ。世界的なレベルで見れば、誰でも身近な所で等しく政治に参加できる点で、日本はありがたいシステムと言えよう。始めから与えられているモノの価値に人々はなかなか気づかない。「有権者」として参加意識を持つこと、それは己自身の課題なのだ。


【98/3/29】


「なまあったかい風が吹き…」というのは僕の好きな有山じゅんじさんの曲の歌いだしだが、スーパーからの帰り道、袋から万能ネギの頭をだしながら歩いていると、そういった風を体感したのである。街は待ちきれずにぼわっと咲いたサクラがあちこちでみられる。他の季節なら見向きもしないような木々が鼻高々に背筋を伸ばして花をつけている。でも僕は本当はその一歩手前の季節が好きなのだ。だからちょっと残念にも思えるのである。


【98/2/18】


ここ最近忙しくしていたせいか、気の緩みか、風邪に罹ってしまった。熱やだるさもそこそこに、とにかく胃腸が最悪の状態だ。とにかく「お腹を通す」というのを最もリアルに体現している、とでも言おうか。自炊生活に入っていた僕は、初めて「自分で調理したモノを体を通してそのまま棄てる屈辱」を味わった。あぁ、汚い話しかもしれないが、かなりブルーだ。いまの風邪の流行は腸にくるらしい。まだの人は用心しとけよ。


【98/2/15】


先月の25日に僕は新しい場所に越してきた。32歳の春、心機一転の一人暮らしだ。使い古された機械の部品をばらしてまた新しく歯車を組み直すような日常が訪れた。でも案外うまくいっているじゃないか…ホームページはとにもかくにも更新に手が付けられなくなって時間がかなり経つ。この巨大なものが、負の遺産にならないように、再起の機会を伺っているが…春が楽しみ、と思いたい。


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