京阪橋本下車
周囲にはなにもなく
ひっそりとした佇まい
カウンターだけの
酒類はなし
奇跡のしおラーメン
やってきました
さすが辺鄙だけはある
ふしぎな店名も
地元がひかりというのでなっとく
あっというまの出会いとわかれ
やはりその一杯を喰うまで言えない
ごちでした

やってきました
何年ぶり？
正面の螺旋階段はもうないのね
三階まで階段

フードは激減
むかしは焼肉丼くらいあった
しかたなしに
冷凍であろう

そばめしを注文
席数も減ってる

やすみまえ
四バンドのタイバン
でこの入りでは

経営も難しかろ

とうっているまに
すこしふえた

はよやってー
と
プチ酔っ払い気分

てもち無沙汰なんで
もういっぱいのもうかな

スタート予定を十五分まわつた
ところです

諸般の事情で
会社はやすみ
この時間から街にでた
一人出歩くのは
本当に久しぶりなのだ

冬の温かい日

一時間ほどしたらライブハウスへゆく
レポートはのちほど

昔からちょっとだけ気になってたこと
最後の春休みっていつ

三年制なら
二年と三年のあいだ？

卒業してからのは
春休みっていわない？

会社は
駆け込みの長期休暇でやすみが目立つ
僕は

恋しい春休み

いまかえりの電車
フリック入力の練習ちゅうです

たつたいま
隣にきたおやっさん
酒くさいです
堪忍です

大凡
親爺っていうものは
臭うものにきまつてますが

ちょっとだけ
はやくなりました
まだまだです
頑張ります

と
やつてるうちに
桂です

よめ「鬼は外！」
わし「腹話術！」