Diary200402

2004/2/4
夜中のTVでNHKスペシャル
「陸上自衛隊 イラク派遣 ~ある部隊の4か月~」 を見ました。
テレビカメラの前に映し出される人たち。
素顔と、正直な彼等の心情を綴っていました。
自衛官の人たちって、多分 
僕達と少しも変わらない存在なんだろうなぁって思います。
同時に、米国の軍隊の人たちも
もともとはただの民間人ということですよね。
そう感じる機会があったか、なかったのかというだけの話。

休みの日にはカミさんと子供つれてスーパーで買い物したり、
独身の人は恋人と映画館に行ってポップコーン買い求めたり、ね。
きっとそんなふうに ごく平凡な存在で。
果たして、自分だったら 今度の事はどう振舞うでしょう。
そんな事ばかり思います。

家族があったり、友達や、恋人がいたり、故郷があって、
平穏無事を祈る気持ちはやはり大きいと思います。
思いもよらない遠い土地で、みも知らぬ相手に銃口を向けるとしたら
それはどんな気持ちでしょう。

あたりまえのように今日も誰かがイラクで傷付いて、
また今日も新しいはじめての悲しみの夜が作られているのでしょう。
例えば日本人同士だから無事で居てというのは勝手な思いかも知れません。

これまでの経緯での是非は大いに思うところがありますが、
だからといって当事者の苦しみを
軽率にもみ消してしまうわけにも行かないでしょう。
早く問題解決の糸口が見えて、
本来の毎日に誰もが戻れるように祈っています。

2004/2/8

大学時代に始めて買ってから革靴はリーガルを愛用しております。
というか、リーガル以外にどんなブランドがあるのか知りません。
たまたま余所の靴を買ったりした場合、すぐに壊れたり、履くうちに痛い思いをしたり、
ということばかりだったので、もうずっと、です。
ビーバーレコードの隣にある京極店で何時も買います。

新品が二足、あと茶色一足、黒2足、黒のGEOXが一足、計5足ありますが、
普段用の踵がすり減っていますので そろそろリペアに出さなければいけません。
そうそう、他にもスウェードのがひとつありました。
手入れをして長く使い、修理に出してさらにまた使う。
横着者の私にはちょっとつらい事ですが。
リーガルのホムペを見れば手入れの仕方も書いてあります。いい時代だ。
大半はビジネスシューズばかりなので、カジュアルなのも買ってみたいと思います。

買い物の時には店員さんにははっきりと予算を伝えるべきです。
多分ギリギリの線で提案してくるのであらかじめ安い目に伝えます。
もちろん高いものは品物も良いのですが、修理する経費を考えれば
安い目を狙って一足々々履き潰すのもひとつのやり方かと思います。
根本的に利用不能に陥らないので古いものも痛んでは居ながら
なかなかゴミに出しにくいです。「まだ履けない事はないなぁ」って思って。
これだけは一寸困り者です。

2004/2/9
カホンという楽器を買いました。
昼休みにたまたま寄った寺町のコイズミ楽器で手に入れたのです。
木箱にサウンドホールがあるだけの素朴な楽器です。
私の買ったものも市内のとある男性が手作りした品物でした。

カホンはペルーの楽器で意味は「箱」というそのまんまのネーミングです。
アフリカから当地へ奴隷として連れてこられた黒人たちが
興奮を呼び覚ますアフリカの音楽を取り上げるために打楽器を禁じたところ
木箱を工夫して叩きはじめたものが起源 ということです。
ゴスペルも同様の理由で教会音楽が進化したもの。
こういった文化はホント逞しくて素晴らしいと思います。

カホンはフォルクローレや、フラメンコで好んで用いられるようです。
私はまだエエカゲンな叩き方ですが、
うまい人が叩くと、心が揺さぶられて 本当に感動します。
最近は打楽器と接するのがすごく新鮮に思います。
コイズミ楽器で買い物をしている時も二胡をギーギーやっている人が居ました。
この世のものとは思えないすごい耳障りな音でした。
でも、飛び込んでみようという気持ちは大切にしたいですね。

当たり前のように長らく音楽に関わっていますが、
どんな時でも新鮮さに出あえる可能性はいくつでも転がっているように
このごろしみじみ思うわけです。

2004/2/28

今日人にあって、御所の梅を見てきた。
ちょっとフライング。
ちょこちょこ花弁は見えるのだが、犬で言えばお預け。
荒神口のホホエミというデリ/カフェでお茶を飲んで、
その後一人でぶらぶらして帰った。
市役所前にものすごーく昔からある中古レコード屋HOTLINEで
一枚100円のレコードを買ってきた。
八神純子の「思い出は美しすぎて」
帰ってレコードプレーヤに針を落とすと
聞き覚えのある泣きのギターのフレーズが飛び込んできた。
パキパキにコンプレッサーのかかったような音。
時代を感じる、でもいまちょっと真似して弾いてみたくなる。
そういえば「夜のヒットスタジオ」とかでピアノを弾きながら
間奏にホイッスルを吹き鳴らしていたことがあったような。
間奏でラテンパーカッションが鳴り出すのも斬新だったような。
とにかく、記憶が定かでないが、ちょっとよい曲。
1番、さび、さびしかないんだよね、めっちゃ短い。
片面を聴き終えたら、レコード針の周りが綿埃だらけになってた。

最近CFで釘付けになってしまう。
ワコールの「感じるブラ&パンツ」である。
どこにでもいるようなオンナノコたちがブラの試着をしている所。
日常のおっぱいとのおつきあいが垣間みれて微笑ましい。
ワコールのホムペでもしっかりチェック出来るので何度も見てしまう。
けっこうデレーッとしてしまうのは僕だけではないはずだ。
オナゴの居る星に生まれて本当に良かったと思う。
おかげで明日も無意味に頑張ってしまうのである。

2004/2/29

神戸に寄ったついでに元町のガード先を見にいった。
三宮から始まって、元町の駅で一旦中断して、神戸の駅まで。
かなりの長さである。
神戸に近付くほどひなびた感じが強くなってくる。
空き店舗も増えたのだ。
こんなに空きがあるのならば、順番に詰めていただいたらいいのに。
そうすればもっと早く見られる。
中古の電化製品やギター、小道具、海外の雑貨などを扱っている店が多い。
ところせましと型遅れのワープロを積み上げて売っている店も。
誰が買うのや。
古いファミコンを山のように並べている店も。
中古のCDも店先に並べているのだが、古いエプソンのプリンタドライバのCDもあった。(いらんやろ)
古本屋などもあって、某銀行の社史を店頭に並べているところも。
とりあえず何でもあるものは店に並べておけ、という経営方針なんだろう。
とにかく欲しいものがとことんない。
そんな店の数々を足を棒にしてあちこち廻っている吾も阿呆である。
道は長く続き、やっと神戸の駅の前で終わる。

そのまま阪急で帰ろうと思ったのだが、神戸第一旭の「トマトラーメン」
を喰ってやろうと思い、三宮までまたわざわざ引き返すことにした。
(あとで気が付いたのだが、神戸の駅の近くにもあった)
感想は、かなりピリカラ度が高い。
ほうれんそうや、セロリ、豚肉が炒めたのが具であって、
真っ赤なスープにトマトの角切りが浮遊している。
熱々ということもあり、ギブアップ寸前。
でも味はいける。というか、こんな食べ物もアリだな、と。
でも、平らげて、しかもミニ丼も食べて帰った。
これはチャーシュー丼である。
チャーシュー丼というのは、まったくラーメン屋のご都合で生まれたような
メニューなので好きではないのだが、
あつあつご飯の上にチャーシュー、ネギをのせて、生卵をポン。
醤油をかけている。
個人的にはチャーシューが少し塩辛い感じなので、なんかの甘辛いたれとか
そんなのが合うと思うんだけどなぁ~

もうすぐ春ですなぁ。