結婚して数年、
大晦日はそばの調理を担当して、
紅白をみるなんていう、
もう、これ以上の平凡さはないという過ごし方をするようになった。
来年はいかにするのか、答えはないまま、
その答えは、さらに年を越してもまたないまま、
三が日は過ぎ、仕事も始まってしまい、
そのまま日常へと突っ込んでゆく
そもそも、一年の成果にグランドスラムなどはないことと
感じながらも、行く訳だ
なので、
せめて、年越し蕎麦は、えびでタイを釣ることにした。
これでいいのだ。
我が家の一張羅のこのかたは、やっぱりあいも変わらず時間通りにお腹を空かせているのである。