一枚の絵

このごろ、
にんげんは、一枚の絵だと、思うのだ
一枚の絵、である前に、根本は
ひとつのカンバスだ
産まれた場所でも、生活の柄も関係ない
ただのカンバス、ただそれだけから始まる
善悪の色、
ネガティブの色、ポジティブの色
色々と色がつき、遠目には一つの色に見えるけど、
ぐっと近寄ると、色々な色が分かる
また、もっと分かる人には分かる、
それははじまりは、ひとつのカンバスだってことを
僕はそう感じながら、電車に揺られてみる。
そう感じると、幾つかの謎が解ける。

ボランティアも、寄付金も、
立ち小便も、あっかんべーも、
それぞれの色、である
しつこく言う。
どんな絵も、カンバスから始まる。
そう感じて、長所は伸ばし、
だめなところは、改めて、お互いにさぁあした、と言える
私が、誰かがいまもっとも必要。
いまがどんなに酷い世の中でも、
あしたはその気になれば少しは変えられる。
さぁ、あした、と言ってみよう。
少しでも豊かな時間をお互いが送ることが出来るようにね。


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