なりひら寺

日曜日、
洛西の十輪寺までてくてくお散歩
否、お散歩と呼ぶには少々距離があった
目的地は自宅から善峰道を徒歩で一時間余
10分ほど歩くともう道が狭くその上車の通行も多く煩わしい
竹林を抜けて行くと
道ばたには不法投棄の冷蔵庫やテレビが見られ
おまけにあちこちに蚊柱がたち
どうも緑の小径の散歩とはいかない

十輪寺は天台宗の古刹
なりひら寺と呼ばれているのだが
このお寺は文徳天皇のお后の安産を祈願して
延命地蔵菩薩を安置された場所で
平安時代の歌人・在原業平の晩年の閑居であり
業平の墓と、彼の設けた塩竃跡(もちろん塩竃は
近年設けられたレプリカ)を見る事が出来る
20年ほど前
卒業論文で業平がモデルと言われている
「伊勢物語」について書いたのだが
近くに住みながらついにいままでお参りすることはなかったので
満足なのであった

帰りのバスは、1時間ほど待ち時間があったので
やはり歩いて帰る事になった

暇な人はどうぞ


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