結婚しました

結婚しました
11月11日、結婚しました。
僕たちにたくさんのお祝いの言葉を
ありがとうございました。
お陰で幸せに
第一歩を踏み出す事が出来ました。

挙式の際、来てくださった方に
感謝の言葉を次のとおり添えました
皆様にもごらんに入れたく存じます。

友人のシンガー、浜田裕介氏に結婚式に歌ってもらえることになって、彼の星の数ほどある作品の中からひとつ最も新しい「告白の唄」を選ばせて貰った。曲の内容は、結婚式、とは直感的な繋がりはないかも知れないのだが、単純に、僕が最近気に入っている曲である。

彼は、その歌にこう書いている。

「僕は僕に告ぐ、カインの子よ」
「無垢なるものなどこの世にない」
「全ての果実は同じ種からなる 」

“カインの子”(Cainite)

楽園を追放されたアダムとイヴが最初に神様から授かった子供で
弟であるアペルを殺めることで
神から「印」を授けられたカインはエデンの東に追放される。
印は殺人者を差別する証であると同時に、
処刑から彼を守る慈悲の印でもある。

この唄を書いた趣旨は彼には訊ねる事はしないが、
重いながらも気持ちが明るくなるこの唄の内容は好きである。

「目には目を、歯には歯を」という尖った気持ちを、世の中の人は
知らず知らず抱いている。
すぐ傍らの人に与える愛の言葉はうんざりするほどあるが、
過ちを起こした人や、弱い立場の人を救い上げる掌のような温かな唄はそうそうない。
僕は、僕らで、慈悲の本質というものを、結婚に際して、改めて見つめてみたいのだ。

結婚のもつ意味。

旧新約聖書の初めに、「祝福」の言葉があり、すべての生き物を治めよ、とある。
人類の繁栄はもとより、全ての「種子」にもたらされなけばいけない、
そのために、人間は努力が必要だ
私はクリスチャンではないのだが、
僕らの結婚も、そのためのひとつの結び目であると捉えている。

死の恐怖も、過ちもなくならない、
だからこそ、私たちは幸せを失う事もない。

「お幸せに」という言葉をいただく、
それに被せるように「あなたこそお幸せに」と思う。
結婚の究極の目的は、みなさんと一緒に歩んで行くため、
と僕(僕ら)は考えている。

夜中の激しい雨が止んだ、式のころはどんな天候になっているだろう、雨の朝も悪くない、
空気がきれいで、目が覚めるように美しい。

たくさんの人に集まって頂いて、今日も元気で居てくださって、其れが一番嬉しく思います。

皆様のお気持ちにここに感謝の意を表したく存じます

2006年11月11日 


1. Posted by はまなお 2006年11月15日 00:12
めでたい!
これからおこるたくさんのこと、ひとりよりふたり
らくなことあるし、めんどうなことある。
嫁の立場からゆうと、”感謝のきもち、毎日、きかせてね~だんなさん。”
それだけで、家事も仕事も育児もがんばれる。
うちの育児は、白い猫。
しあわせいっぱい、みんなにまいてね。
   おめでとうございます


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