筋金入り

耐震偽装の問題で、マンション住民への
公的支援策についての批判が強まっているという。
周囲からの敵視を恐れて
外へ出歩けなくなっている住民すら居ると言う。
いやな社会だ

マンションを購入したのも自己責任だから、
特定の人たちの個人資産について
国がなんで面倒見るのだ、
この増税、増税のさなかにおいて、
というメンタルなのだろう。
阪神、中越地震の被害者支援の場合と
比較しての発言もある。

しかし角度を変えてみる必要もあると思う。
不平も、不満もあると思うが、
ここは腹に収め、
救いの手を差し伸べるべきだ。
困っている人には
有り難く使っていただこう
と思うべきだ

私たち自身がオーナーである
この国のてぬかりが引き起こした事だ
しっぺ返しは、私たちに来る。

募金活動も、いいかも知れない
でも、税金を使うのは、納税者にとって、
ひとつの社会貢献のやり方だと思う
面倒な納付書の記入や申告は
お務め先が全部こなしてくれる

アーティストの災害ボランティアなどが美談で語られる
それもないよりはあったほうがいい話だが、
私みたいな豆粒のような存在は、せめて
そのようなときに「目には目を」などという
切り口をもたないようにしよう、
それがまず第一歩ではと思うのだ。


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