税の事

仕事柄、消防署、税務署、警察、などなど
そういった仕事の人たちに出会う事が多いんです。
このブログをごらんのみなさんにひとつ。
絶対に彼らを敵視してはなりませぬぞ。
社会で必要とされている仕事をしてくださっているのですから、
異議あれば遠巻きに悪口を言っていないで
疑問があったら「なんで」と聴いてみる事です。
愛想不愛想はありましょうが、多くの人たちは語ってくれる筈です。

もちろん、民間、たる私たちには、私たちの立場と言い分があります。
だからといって、傷つけたり、横暴な態度を取ってはいけません。
彼らは、家庭もあるし、子供さんも小学校に通ったり、塾へ行ったり、
奥さんが体調を崩したりしたら病院へ行ったり、
まぁ、要するに私たちと変わらない訳です。

私たちが報道のやり方一つで、
植え付けられているよりはるかに
現場の事務という観点から、彼らは問題意識を持っている
でも、立場故に、言えない事もある。
それを理解しないと。
彼らの問題は、僕たちの問題。
租税の事や、保安、家庭の会計などなど。
当事者として、問題意識を共有しなくては行けません。
工場に勤務する人が、納期や売り上げを気にかけるように
彼らにも、職責があり、自分の能力以上に、
受け入れなければならない現実があります。
案じて、思いを込めて、損をすることは実際ありません。

時限措置の、減税措置がなくなるからといって、
その部分だけでブルーになってはいけません。

税務署、ひとつとっても、
税金は必要な事です。
有り難くはないけれど。
所得がない人にも、等しく救急車は走ります。
救急車を走らせる隊員は、やはりお嫁さんや子供たちに食べさせる
きゅうりや、ピーマンや、豚肉を買ったり、
学校のPTA会費、NHKの受信料、水道代、もろもろ
やはり必要ですので、お給金が必要です。
限られた人が富めるためでなく、誰もが、お金を出し合って、
困ったときには、足がかりになってくれる社会
それを維持したいものです。

税が、そういうふうに、必要であることを、
税務署の人たちの職務に一元的に問題を押し付けていいでしょうか。
あくまで、私たちがお金を出しあう気持ちを
ひとつに束ねる仕事、をしていただきたいと思うのです。

税は、責任もありますが、それぞれの事情に応じて、
免除をしてくれるメニューもあります、
払わなくていいものは、有り難く使わせていただき
必要なものは、使っていただく。
そのような心がけで行きたいものです。

蛇足ですが
事業に免税の措置がとられている、
宗教法人の方々には、
他の人たちに甘えている事を真摯に受け止めて、
その輪のなかに入っていただきたい
私はかねてからそのように思っています。


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