かえりみち

靴を脱ぐとそうでもないけど
やっぱり脚の小指がちょっと疼く
それでも僕は
とろとろと帰ってくる
陽はとっくに落ちて
街灯がぽつり
寒さで、きゅっと締まってみえる
秋は良い感じ。

最近
淡々としている人ほど
実は
その中に閉じ込めたり、
押し殺したりする作業を
毎日せいいっぱい
こなしているんじゃないか
そう思う。

僕の周囲には
少し壊れたり、
以前に傷ついたり、
そういう人が多く居て、
類は友を呼ぶのか、
そうではなくて、
本当はそういう人の輪は
どこまででも続いているのか、
其れもよく分からない。

分からないんだけど、
世間の相場の
横暴な考え方をする人たちを見ていると、
別物で
どこか違うのだろうな、
と思ってしまうのだ。


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