高槻市で乗り換えてさらに一駅。
その昔
「いろいろあるよ」
「いろいろね」
植木等は歌った。
いろいろあるなかで、
居酒屋は止まり木だ。
僕たちは、
水面の枯葉のような存在だが、
木にもとまれる日は、ある、という気にもなれる。
そんなお店だと直感した。
ごおおお
と、窓から飛び込んでくるのではないかと思うくらいの、
阪急電車の近さ
にあるこの店は、
アツいご主人が、フライパンや中華鍋を振る、
背中が、なんだか誇らしい
そして、香ばしい香りが、店の中いっぱいに広がる
小さなお店だが
週末は、酔客で賑やかだ。
気取らない、値段とメニュー、
また、ここへ、来よう。