なごり雪

BSフジの「名曲!旅の詞 ~日本全国 歌碑めぐり」を見た。
藤野とし恵、椎名佐千子、岩佐美咲の3人が、伊勢正三=ショーヤンの「なごり雪」のふるさと、大分の津久見を訪ねるのだが、
取材が終わったら、町のあちこちのスポットをバックに歌う、というシーンがあった。
(女性のキーにあわせてイルカのバージョンだった)
その強引すぎる展開に思わず目をそらしてしまったがごめんなさい。
やっぱり演歌の人が歌うと微妙にこぶしが回るのよね。
津久見の駅も、普通の片田舎の駅という感じであり、この曲が好きな人はかえって現物を見ずにそっとしておいたほうがいいのかもしれない。


「なごり雪」はイルカさんのほうも石川鷹彦さんと松任谷正隆さんのふたつのアレンジがあって、
シングルでよく聴かれるのは後者。
Wikipediaで調べると、あの地味〜なドラムはポンタさんらしい。
だが、あのカンカンカンという最後のサビ前のタム回しは大好きだ。
雪がちらちらと舞うが淡く融けてゆくさまをイントロのエレピはよく表現していると思う。
歌詞もいまさらながら美しい。名曲中の名曲である。
私の知人も「カラオケでは最後に絶対歌う!」と言っていた。
そんな人も多いのでは。


ショーヤンにはいくら印税が入ったのだろう。


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