田植え

嫁の実家へゆき、田植えを手伝うことになった
なかなか、今まで仕事の休みと合わなかったが、
都会育ち?の自分には、はじめての体験学習。

昔ながらの、イメージは流石にないとは分かっていたが
それでも、どうやってコメが作られてゆくか、
脳みその中で、道路の、未開通部分が接続されたような感じ
秋には稲刈りをやるのだが、出来る限り参加したいと思う

ビニールハウスに軽トラで乗り付けると、
水を張った場所に、規則正しく、
育苗箱に収められたマット苗が並んでおり、
その傍らに、農家の名前が記してある
このマット苗を、農家は農協から買うわけだ
この箱に、薬をやってから、水をやり、
マット苗を育苗箱から外して(根をきる器具もある)田植機にセットする
あとは、田んぼを延々と、田植機を走らせながらの作業である
田植機を操縦するのは、嫁の弟サンであるが、
嫁の実家の家族がが辛めの注文を付ける中でも
自分の目から見れば要領がよく、感心することしきりであった
最後に一度操縦してみてくださいとすすめられ、動かしてはみたが、
まぢめにハンドルを操っているつもりが、
飽くまで乗っかっているのは泥の上、右に左に動き
結果、画像で見ての通り
田んぼの最後の一列によれよれのラインが出来たのが確認できると思う

経験則はないので、見よう見まねであれこれやったのだが、
人手があって助かったと、嫁の両親は喜んでくれた

京都市内にも、農家はあるし、
ごくまれに、農作業用の機械が走っているのを見る事も
ないことはないのだが、
やっぱり片田舎に来ると、規模が違う

費用ばかりはかかり、よくてトントン
労力は、稼ぎにはならない
でも、嫁の実家も、多くの家も、コメは作り続ける。
そうさせる気持ちは「自分たちで食べるものを作る」という
それ以上それ以下でもない、シンプルな答えがあるだけ。
それは、やってみない限りは、気持ちは分かるまい
、、なんだろうな、と。

将来、
義務教育で、農業実習を課すのを、出来ればやってみてほしいと思う
プロセスを学ぶのは、役に立つ事だし、
コメを主食とする私たちが、実感しておいて損はないことだ

たかがお手伝い、されどお手伝いなのである。

最初の画像は、田植機の車輪に居たカエルを写メしようとしたところジャンプ。


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