みちびき

これは、GPS衛星の名前

みちびきを使って

迷える子羊の道を照らすのか
鬼畜の頭に石を落とすのか
それは、わからない

それでも白地図がある限り
平和という文字をその上にポイントしなければならない

僕たちには、未来を、信託されている。

富田/隆盛

高槻市で乗り換えてさらに一駅。

その昔

「いろいろあるよ」
「いろいろね」

植木等は歌った。

いろいろあるなかで、
居酒屋は止まり木だ。

僕たちは、
水面の枯葉のような存在だが、
木にもとまれる日は、ある、という気にもなれる。

そんなお店だと直感した。

ごおおお

と、窓から飛び込んでくるのではないかと思うくらいの、
阪急電車の近さ
にあるこの店は、

アツいご主人が、フライパンや中華鍋を振る、
背中が、なんだか誇らしい
そして、香ばしい香りが、店の中いっぱいに広がる

小さなお店だが
週末は、酔客で賑やかだ。

気取らない、値段とメニュー、

また、ここへ、来よう。

111111

11月11日。
11回目の結婚記念日。

単純に長岡天神に呑みにゆきました。
教習所近く、新しくできた「磯銀」
炙ったお魚を出すお店。

カウンターはゆったりしているのに
隣席の兄ちゃんがドッカと腰を下ろした加減で窮屈だったけど
どれもこれも実に
美味しかった。

窮屈だったので息抜きに隣のお店へ。
ストビューで「ああ、こんなのところに潰れたお店の残骸があるんや」と思っていた
ドックっていうお店
なんとあかりが灯っている。
7時ごろっていうのに、お客さんが一人もいないので嫁はビビっていたけど、
まぁまぁと言いながら暖簾をくぐる
半分お腹がいっぱいだったんで、フライドポテトとサラダとビールで

ちょっと見ではアングラな雰囲気
店は普通に居酒屋と
不思議な作りの店だったけど、
やっとこさ羽を伸ばしてから帰りました。

また選択肢が増えたのでよしとしよう。
やっぱり近場呑みが楽しい。

ウナセラディ東京

ネットで、クレイジーキャッツ結成10周年コンサートの動画があり
植木等がフルアコらしきギターで「ウナセラディ東京」を弾いているのを見た。
すこしブルージーなリックもほんの少しやっていたので少し弾きたくなった。

オリジナルの歌をきくと、いまの常識では考えられないほどのタメである。
ザ・ピーナッツ引退は、テレビの番組。
コンサートとかではなく、時代はテレビが花形だったんでしょう。
いまは、ネットがリアルな時代。
しかも、テレビもネットもフェイクだらけ。
若い人がインタヴューに応えて「自分で真実を見極めなくてはいけないでしょう」
と言っていたのは印象的だった。

そのテレビが映し出すのは、人里離れてポツンと暮らす人たちの姿を追ったもの。
フェイクも無縁で、山や空をみて「やっぱりここがいい」とゆったり眺めている。

いまのぼくたちは、どこかしら頼みもしない情報でつねにお腹がいっぱいで
そのくせお腹が空いたように何かを探している。
もういいんじゃあないか。
自分が必要とされる場所に、自分がほんとうに必要とするもののみを連れてゆく、
そういった時間が割けるように過ごしてゆくべきなんじゃないだろうか。

Days in The Sun

浜田裕介のサイトの更新も2年ばかりサボっていて、
ここであらためていくつか書いてみたのでまた見てやってください。

もう何年頑張れるかわからんしなあ、お互い。
有終の美とか、いやな言葉やな。まだまだ伸びます。

明日も頑張れ、自分

まえざわよしこ+オオエショウゾウ@和音堂

ライブ、無事終了。
お運びいただいた皆様に感謝、感謝。

本日は3代目J45デビュー戦。
(オールドの2代目は次のオーナーさんのもとへ嫁入り)
ハードケースで人混みの河原町はキツかった。
B25のほうが遥かに持ち運びはラクなんだけど、
やっぱり箱鳴りにはかなわない。
もう少し緩く運べるギターケースを考えないと。
詳しいことはわからないけど、歴代のJ45に比べると今度のはこっちの思うように響いてくれる気がして使いやすい。

ピックアップはFISHMANのレアアースのハムバッキングの。前のJ45につけていたやつ。
でも、B25につけているシングルのほうが音は好みではある。
生音で、というと
ハセヤンさんがピックアップからの音をモニターに返してくれた。
なるほどそうするんやー

ライブでのアコースティックギターのマイキングって難しい。
でも、やっぱり生鳴りが好き。
いろいろ試してゆかなくちゃ。

まえざわさんの曲は、独特の響きがあって、
ピアノの弾き語りって、それぞれにいろんな考え方があって面白い。
聞こえ方によって、成分がかわってきこえる、
そのたびに、それを分解して、対応するギターを考えるのはためになる。
コーラスも、少しずつだけど、身についてゆく。
やっぱりどんなことでも実際の活動に乗せてゆくのは大事。

対バンのさきちゃんの歌もいよいよ磨きがかかっていい感じ。
おねむの時間が近かったので引き上げたけど、楽しかった。

セトリ

・願う
・ブライダルソング
・未来のスプーン
・水のゆらぎ
・人生game
・中央線
・ピーターパンより幼い君へ

さあ、そろそろ自分のレコーディングの準備に戻らないと。

店の名はたこまつ

夕方の風の爽やかな六月の壬生川通。

季節外れなのに「京都 おでん」で検索してみつけたのがこの店。
90年の超老舗らしい。
事前に営業を確認したところ、いまは季節ではないのでおでんはしていないのですが、
大皿にもったお料理をお出ししておりますので、よければとの丁寧なお返事だった。

6,7人で満員になるくらいの小さな店である
柱も、天井もコテコテである。

最近の酒は甘いとお嘆きの貴兄に辛口のキクマサを贈ります
と、そんなCMがあったけど
でもここは松竹梅。

店には
「特級」
「一級」
「二級」
とお品書きがある。

選択を迷っていると、熱燗だと香りが飛ぶのでお客さんは二級で十分だよ、と仰るとのお話
ではそのぬるいのを美味しくいただくことに。

十分美味しい。

冬にも是非訪れて、名物の聖護院大根も必ずいただいて、
ゆるり、ほっこりしたいもの。
ヤなことも、忘れるってことよね

18時30分ごろ、お勘定を済ませて、ゆるゆると島原大門の方角へ
長年京都に住まいながら、梅小路公園に来ることはあっても、すこし北の方角のこちらは足を運んだことはない

きんせ旅館、という小洒落た建物に遭遇。
カフェがあって、ここではウイスキーを舐める。
http://www.kinse-kyoto.com
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/1511014

さらにふらふら歩いて、

濃ゆい締めではありますが、
ラッキー餃子センターで、餃子一人前ずつたべて、ビールもいただいて帰り、
ゆっくり眠りにつきました。
楽しかった。

正宗屋相合橋

地球儀が揺れていて
偏西風は蛇行している。
君の国も、彼の国も、ヒステリックな指導者
空を駆けるのは善意か、爆弾か

それでも
花を手向ける人の心は、
みずみずしい雨の中で咲いているだろうか

めざすのはどっちだ

アレッポの街は泣いている

そんな日も、日常はひとつの矛盾と知りながら
僕たちはビールをグラスになみなみとついでいる。

お知らせ

大江です。

お知らせがあります。
遂にことし自分名義の音源を作ることとなりました。

曲を作り、演奏する、ということが自分にとってのライフワークのようなものでしたが、
なかでも、曲を作るということはとても大事です。
まったく意味をなさないかもわからないのですが、
評価していただける最低限の形にしておく、ということをしなくてはいけません。
やらないで終わってしまうことはとても後悔を生むものと予測されます。

数多くの録音には参加してきたのですが、
自分がメーンパーソナリティーになるということは、
正直どのようになるか見当がつきません。
これまで幾度か、計画はあったのですが、怖いもの知らずだったのでしょう。
いま、ビビりながら、試行錯誤して、いくつかの人の助けも得ながら、すすめたいと思います。

2枚作ろうと思います。
1枚目はシンプルな作品集の形態、
2枚目はゲストを交えたセッションのようになる予定です。

1枚目の録音は、昔から作るならここで、と決めていたマザーシップスタジオ、
うたは、東京から京都へとても素敵な歌声がとどく予定です。
 
詳しいことは、またお知らせいたします。
出来上がったら、耳にしていただければ幸いです。

2017年2月26日
オオエショウゾウ

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明けても暮れても

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年末に母が旅立ってしまって、抜け殻のような新年を迎えたけれど、
奮い立たなくては行けない。

父親はよく、(父の)祖父に市内に遊びに連れて行ってもらったという話をする。
チャンバラを見て、銭湯に入り祖父はよく昼寝をしたもので、
うどんを食べて、帰りには駄菓子を買ってもらったりしたようである。
家業は扇骨をやっていて、当時祖父はすでにご隠居だったというが、
先日その年齢を聞くと、ちょうど50歳、私と同じ年齢であったことのようだった。
そういう年齢に自分自身がなったということを考えた。

昨年話題になった伊藤若冲は、同様に家督を譲り、
その後は絵画に打ち込む人生だったというが、
今評価されているのはまさにその後の仕事である。
その後も錦市場の再興に尽力したということだが、
「ご隠居世代の働き方とそのテーマ」をよく心得るということをこれからしなくては行けないのだ、
と考えている。

年末に、地元の神崎屋さんで「プチおせち」を買った。
味が良くて、量も控えめで2500円という買いやすい値段で満足した。
2人暮らしなので、ちょうどいいのである。
来年もこれを取り入れるのである。